マンションと配管の耐用年数の関係
前回、配管の耐用年数について述べましたが、
現在は技術が進み、その耐用年数も
60~70年位になっています。
鋼管製以外の樹脂素材の物も出てきており、
そういった物は、錆 とは無縁です。
実際、当マンションの寿命を80年と仮定した場合、
残りの耐用年数は50年程ですので、
当然現在の配管の寿命の方が短く、
現状のままでは配管の耐用年数は延ばすことは出来ませんので、
いずれ交換が必要になってきます。
少し下の表をご覧ください。
現在
マンションの耐用年数
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|---------80-------------------------------
|
現在の配管の耐用年数
|---------------------50---
|--------------------|
新しい配管の耐用年数
|---------------------60-------------------
|----|
更生工事後に配管更新
|更生延命|---------------------60----
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この表を見て貰えば分かると思いますが、
今、もし新しい配管に変えた場合、その耐用年数は、
すでにマンションの耐用年数を越しています。
つまり、今後配管を交換しなければならないとした場合、
何時交換しても、耐用年数的には問題ないと云う事です。
この点から、更生工事(サンドブラスト+ライニング塗布)をして今回更新を回避しても、
無駄にマンション耐用年数以上に新規配管の残存耐用年数(赤部分)を延ばすだけなので、
あまり意味が無いと言えます。
また、
更生工事の際に行われるサンドブラストは配管内部を削りますので、
当然、
強度低下は避けられません。
ちなみに、この更生工事(サンドブラスト+ライニング塗布)ですが、
たとえ配管を更新しても、
一定期間毎に行わなければいけません。
その辺につきまして、次回説明を加えていきたいと思います。
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