忍者ブログ

マンション理事長奮闘記

建築物環境衛生技術者(ビル管)の元理事長が、理事長在任中に起こったマンション管理にまつわる様々な問題とその解決策、そしてそれにいたる過程をお伝えします。 同じ様な問題を抱えている管理組合の方の一助になれば幸いです。

配管更生/更新 4

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

配管更生/更新 4

外的要因

今回は、配管の内部以外に問題となりうるものについて説明していきます。
 
それは、
  
外的要因
 
に起因する問題となります。


外的要因の原因

外的要因として問題となるのが、

・水分
・外力

になります。
 
 
原因分析
 
水分

配管内部同様、鋼管にとって水の影響は大で、

その中でも
  
錆による腐食

が、一番の問題になると思います。


当マンションの配管も、

現在この外的な水による影響を考えなければいけない所があります。

それは地下埋設部と横管ピット(監視抗)内です。


問題点

埋設部は錆止め加工がされているとはいえ、30年以上経過していますし、

目視による検査が困難です。


水道管の破裂の様に、水が地表に噴出せば分かり易いのですが、

少しずつ水漏れを起こし、空洞が出来、いきなり陥没となった場合、

当マンションでは駐車場とマンション前の道路の下を給水管を通っている為、

人や車が巻き込まれる可能性があります。
   
所有者が管理組合である以上、管理会社が責任を取る訳は無く、

共有部の管理者である管理組合が、その責を負う事になります。


横管ピット(監視抗)内は、配管の結露が原因と思われますが、

内視鏡検査の際、錆の発生個所がある事が報告されています。
 
 
外力
   
文字通り” 外からの力 ”、つまり地震による物理的な破損です。

以前はあまり考える事は無かったのですが、

東日本大震災を貴重な教訓として、

この件についても考慮しておく必要があると思います。


現状について 

これについては、正直なところ何処で何が起こるか、

起こってみなければわからないのが現状です。

建物内部で起きるかも知れませんし、

地震による断層や亀裂によって、外部で起きる可能性もあります。


外部

当マンションは大丈夫でしたが、

東日本大震災では、眼下の宅地造成地に亀裂が走っていました。

今懸念されている、首都直下型地の様な直近を震源地とする地震があれば、

同じ様な状況にならないとも限りません。
 

内部

建物内部の配管については、
 
現状これと云った対策が無いのですが、

地下埋設部、特に給水管については、

ある特殊な配管を使えば、この問題を回避する事が可能です。

(とは言っても、あまり極端な場合は別ですが・・・)


 
この件については、また別の機会に述べたいと思います。

今回はこの辺で。
   
   
 次回へ
  
懸案事項一覧へ

PR

コメント

カレンダー

03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

記事一覧

序章  1  2  3  4
緊急用水栓  1  2
内視鏡調査  1  2  3
配管更生/更新  1  2  3  4  5  6  7  8  9
 代替対策案
   給排水管編  10  11  12
   給水埋設管編  13  14
   排水埋設管編  15
   高架水槽編  16  17  18

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
筆者 所持資格(設備管理関連のみ)

・建築・設備総合管理士
・建築物環境衛生管理技術者(ビル管)
・貯水槽水道衛生管理士
・貯水槽清掃作業監督者
・清掃作業従事者研修指導者
・二級ボイラー技士
・甲種防火管理者

P R